インフレ加速の思惑後退も米長期金利は下げ渋る可能性

―本記事は情報拡散を目的に作成しています。ご紹介している文書は、各情報サイトおよび各企業様のホームページ等から引用させていただいています

 

 インフレ進行に対する投資家の警戒感は低下しつつあるようだ。20日発表の新規失業保険申請件数は44.4万件で前週の47.8万件を下回ったが、米フィラデルフィア地区連銀が発表した5月分の景況指数(製造業景気指数)は市場予想を下回る31.5に低下したことから、米長期金利は弱含みとなった。


 原油先物の続落も意識されたようだ。雇用関連指標の改善に対する市場反応はまちまちとなっており、雇用情勢が改善しても賃金の上昇はおだやかであり、インフレ加速につながる可能性は低いとの見方が出ている。


 ただ、経済情勢次第で市場や金融当局のインフレ見通しは短期間で大幅に変わる可能性は残されており、インフレ加速の思惑が後退しても米長期金利の低下余地は小さいとの声が聞かれている。