―本記事は情報拡散を目的に作成しています。ご紹介している文書は、各情報サイトおよび各企業様のホームページ等から引用させていただいています―

22日の日経平均株価は、前日比111円高の2万7914円と7日続伸し、約1カ月半ぶりの水準に値を上げてきた。この7日間で日経平均は1500円超上昇している。なかでも注目すべきは、今月に入って15日間の立ち会いのうち値を下げたのは3日間のみで、12勝3敗と勝率は75%を記録していることだ。
月初の2万6000円割れの水準から一気に値を上げてきたわけであり、ここから上の水準は当然、高値警戒感が出てくる。次のターゲットは、心理的な抵抗線である2万8000円と6月9日につけた2万8389円更新だが、特に6月高値を一気に攻略できるかどうかだ。
今回の相場の転換点となったのは、13日の米消費者物価指数(CPI)だ。前年同月比で9.1%上昇となったのに株式市場は下落せず、むしろ足もとでは金利が低下し高PERのハイテク株が反騰基調を強めた。「米国のガソリン価格が下落基調にあることも追い風」(アナリスト)といい、再びインフレピークアウト期待が強まり始めている。
そんななか、来週の相場の最大の焦点は26~27日に予定されている米連邦公開市場委員会(FOMC)だ。0.75%利上げがコンセンサスだが、FOMCを経ていったん利益確定売りが出るのか、あるいはイベント通過で一段の上昇に弾みがつくのか。この点に視線は集中している。また、26日にアルファベット<GOOG>、マイクロソフト<MSFT>、27日にメタ・プラットフォームズ<META>(旧フェイスブック)、28日にアップル<AAPL>、アマゾン<AMZN>といった米IT大手5社「GAFAM」の決算発表がある。また、米国では28日に4~6月期国内総生産(GDP)速報値が発表される。いずれにせよ来週は「FOMC」と「GAFAM」に相場は左右されそうだ。
国内でも決算発表が本格化する。26日のキヤノン<7751>や27日のファナック<6954>、信越化学工業<4063>、28日の村田製作所<6981>、アドバンテスト<6857>、29日のソニーグループ<6758>やコマツ<6301>などが関心を集めそうだ。加えて3社のIPOが予定されており、28日にHOUSEI<5035>とunerry<5034>、29日にエアークローゼット<9557>がともに東証グロース市場に新規上場する。来週の日経平均株価の予想レンジは2万7600~2万8400円前後。
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