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「医療用ガス」が14位にランク、政府のコロナ患者の入院巡る新方針で注目

―本記事は情報拡散を目的に作成しています。ご紹介している文書は、各情報サイトおよび各企業様のホームページ等から引用させていただいています―


 政府が2日、新型コロナウイルス感染症の医療提供体制に関する関係閣僚会議を開き、入院の対象を重症者や重症化リスクがある人とし、それ以外は自宅療養を基本とする新たな方針を決定したことで、自宅で酸素療法などを行う人が増加するとの思惑から関心が高まったようだ。


 これまではリスクの高い人を中心に幅広く入院させていたが、足もとでインド型(デルタ型)の感染者が急拡大し病床使用率が上昇していることから、今後の重症者の更なる増加に備えて、病床を確保する狙いという。菅義偉首相は3日「急激な感染拡大でも、誰もが必要な医療を受けられるように方針転換した」と語ったが、その後与党内からも反発が相次いだため、優先的に入院させる対象に重症患者のほか「中等症患者で酸素投与が必要な者」や「投与が必要でなくても重症化リスクがある者」を追加するなどの微修正を行っている。


 ただ、田村憲久厚生労働相は3日、「場合によっては在宅で酸素吸入することもあり得る」としており、在宅酸素療法が増加する可能性は高い。これを受けて、在宅医療用の酸素濃縮器などを手掛ける星医療酸器<7634>などが急上昇したが、今後も関連銘柄への注目は続きそうだ。



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