話題株ピックアップ:セブン&アイ、アシックス、日本製鉄

―本記事は情報拡散を目的に作成しています。ご紹介している文書は、各情報サイトおよび各企業様のホームページ等から引用させていただいています―


■ジャムコ <7408>  1,203円  +74 円 (+6.6%)  本日終値

 ジャムコ<7408>が大幅続伸。一部メディアで、米ユナイテッド・エアラインズ・ホールディングス<UAL>が米ボーイング<BA>と欧州エアバスから合計で200機ほどの旅客機を導入する見通しだと報じられたことを受けて、両社に航空機用ギャレー(厨房設備)を納入する同社に思惑的な買いが向かったようだ。また、航空機向けのスポンジチタンを手掛ける大阪チタニウムテクノロジーズ<5726>や東邦チタニウム<5727>にも物色が向かった。


■Kudan <4425>  4,100円  +250 円 (+6.5%)  本日終値

 Kudan<4425>が大幅反発。前週末25日の取引終了後、台湾ベコー社のホワイトペーパーに同社技術に関する内容が掲載されたと発表しており、これが好材料視された。自律移動ロボット(AMR)に提供された人工知覚技術に関する内容が紹介されている。


■セブン&アイ <3382>  5,258円  +225 円 (+4.5%)  本日終値

 セブン&アイ・ホールディングス<3382>が4日ぶり急速に切り返しに転じた。同社は26日に、米国でガソリンスタンドに併設するコンビニエンスストアを展開する「スピードウェイ」(コンビニ事業及び燃料小売事業)の買収についてFTC(米連邦取引委員会)の同意命令案が承認されたことを発表、これが株価を押し上げる材料となった。またこれとあわせて、延期していた「中期経営計画説明会」を7月1日に開催することも発表しており、業容拡大に対する期待感から投資資金の流入を誘った。


■NSユナイテッド海運 <9110>  2,457円  +89 円 (+3.8%)  本日終値

 NSユナイテッド海運<9110>が一時115円高の2483円と値を飛ばし、5月6日につけた年初来高値2473円を約1カ月半ぶりに上回り新高値に買われた。ここ海運セクターは世界的な経済活動正常化に伴うグローバル物流回復を背景に買いが優勢となった。そのなか、日本郵船<9101>をはじめ高値圏を走っていた大手3社と比べ同社株は相対的に出遅れていたが、目先上げ足に弾みがつき急速にキャッチアップする形となっている。3.2%前後の配当利回りを維持しながら、0.6倍台のPBRは株価指標面からも割安感が顕著となっている。


■アシックス <7936>  2,815円  +100 円 (+3.7%)  本日終値

 アシックス<7936>は大幅高で5日続伸し年初来高値を更新。米ナイキ<NKE>が24日に発表した3~5月期決算が市場予想を上回る好決算となり、25日の米株式市場で一時15.7%高するなどしたことを受けて、同業である同社にも連想買いが入ったようだ。また同社は25日、スポーツの競技データや日々の運動習慣を簡易に記録し、その記録を分析することができるスポーツデータ統合システム「TUNEGRID(チューングリッド)」を実用化したと発表しており、これも好材料視されたようだ。


■ウェルスナビ <7342>  4,005円  +135 円 (+3.5%)  本日終値

 ウェルスナビ<7342>が続伸。前週末25日の取引終了後、顧客向けの新たな資産運用サービスを共同で開発・提供することを目指し、大光銀行<8537>と業務提携したと発表しており、これが好感されたようだ。ウェルスナビでは、早ければ今秋にも対面とオンラインを融合させたハイブリッド型の投資一任サービスの提供を開始するとしている。


■日本製鉄 <5401>  1,971円  +61.5 円 (+3.2%)  本日終値

 日本製鉄<5401>が3連騰。5月11日に年初来高値2354円50銭をつけてからは一貫して調整局面にあったが、目先売り一巡感が台頭している。前週に1700円台まで下押したものの、そこで底値を確認し、以降は切り返し波動が鮮明だ。新型コロナワクチンの普及を背景とした経済活動の正常化で、景気敏感株として見直し買いを誘っているが、前週に日本鉄鋼連盟から発表された5月の国内粗鋼生産量は前年同月比で42%強の増加となったことも買いの根拠に。前年の落ち込みの反動が反映されたとはいえ、3カ月連続で前年同月実績を上回ってきたことで安心感が浮上している。また、米国ではバイデン政権による巨額のインフラ投資計画が実現に向け進捗しているとの見方が強まっており、同社株をはじめ鉄鋼セクターにはビジネスチャンスにつながるものとしてポジティブ視された。


■ACCESS <4813>  939円  +29 円 (+3.2%)  本日終値

 ACCESS<4813>が大幅高で年初来高値を更新。前週末25日の取引終了後、NTTドコモと需要家(家庭)向けエネルギーマネジメント事業で協業すると発表しており、今後の展開を期待した買いが入ったようだ。ACCESSが開発する需要家(家庭)向けエネルギーマネジメント・ソリューション「POWERGs(パワージーズ)」にドコモIoTマネージドサービスを活用し、エネルギーマネジメントサービスを販売する事業者を対象に提供する。提供開始は、2022年2月ごろを予定している。


■アルテリア <4423>  1,803円  +53 円 (+3.0%)  本日終値

 アルテリア・ネットワークス<4423>は5日続伸し、連日の年初来高値更新。前週末25日の取引終了後、自社株買いを実施すると発表しており、これが好材料視された。上限を13万株(発行済み株数の0.26%)、または3億円としており、取得期間は7月1日から7月14日まで。報酬として導入している譲渡制限付き株式付与制度の運用上、対象者へ付与する予定の株式を調達するためという。


■武蔵精密工業 <7220>  2,494円  +66 円 (+2.7%)  本日終値

 武蔵精密工業<7220>が3日続伸。SMBC日興証券が25日付で、投資評価「1」を継続し、目標株価を2200円から3000円へ引き上げたことが好材料視されたようだ。同証券では、5月17日の説明会で業界平均を上回る成長率の中期売上目標が示され、その後、6月1日のスモールミーティングで同目標の達成確度の高さと、収益性の改善も同時に目指すことが大塚浩史社長から示されたことで、成長性に対する確度が高まったと判断したという。また、電動車専用ギヤ開発が進む一方、カーメーカーの開発費負担増から外製化ニーズが拡大するなかで、同社ギヤ製品の受注は急速に増加するとみており、24年3月期までは電動車向けはHV向け成長が中心だが、25年3月期以降はEV向け「減速機ユニット」の取り込みによりさらに高い成長が目指される見通しという。